元勤務先の高校の先生が亡くなりました。
今日は朝からCDなどが届き、それをiTunesで取り込んで、iPodに入れたり、HDDジュークボックスに入れたりと少し慌ただしく過ごしていました。
思えば今日は妙に思うように事が運びませんでした。CDを取り込んでいる間に録画したDVDなどを整理しようとすると、上に飾ってあったフィギュアが落っこちて、その部品をかき集めるのにラックの裏側まで潜り込んで苦心惨憺しました。
ラックの裏側に潜り込むためにはコレクションしたDVD-BOXを半分ほどどかさなければならなかったですし、部屋の中は足の踏み場のないような状態でした。
そんなとき、家の固定電話が鳴りました。時刻を見ると午前10時20分。なかなか電話機までたどり着けないのに大声で文句を言いながら電話を取りました。
時間が…止まりました。
同じ学年を担任した英語の先生で、剣道五段の腕前の持ち主。そして生活委員会という校務でもいろいろお世話になった先生の訃報でした。
数日前、たまたま同期入社の世界史の先生と電話で話をしていて、危篤状態という事は聞いていたのですが、まさかこんなに早く逝ってしまうとは思っても見ませんでした。
数年前にくも膜下出血を起こして病院に担ぎ込まれ、何とか回復の兆しが見られていたところにがんが発見されたと聞いています。確かまだ50半ば。働き盛りだったはずです。
僕の居た高校は幼稚園から、大学まである大きな学校で、その先生も元々高校の生え抜きだったそうです。
その先生の高校生時代を知る、古参の先生の話では元々虚弱な体質で、高校時代は欠席も多かったそうです。
大学時代に剣道にのめり込み、素振りを欠かさずに強靱な肉体を手に入れて、英語の教師として高校に帰ってきたとのことです。
鍛え上げた腕は樫の木のようにたくましく太く、それでいて笑顔がとても優しい先生でした。
一度だけ、その先生と剣を交えたことがあります。僕も一応有段者なのですが、いくら気合いをぶつけてもその先生の周りをぐるっと回った気合いが自分に返ってきて、知らないうちに僕の方が息が上がってきていたことを鮮明に覚えています。
「ああ、段違いとはこういうことを言うのだな。」と思ったものです。
せめて最期は安らかな表情で逝ったと言うのがせめてもの救いでしょう。
さて、お通夜と告別式の日程も教えてもらいました。折角だからお別れしに行きたいと思いました。
お通夜は2/3、告別式は2/4です。
どちらに行くにせよ、とりあえず着ていくものを急いで用意しなければなりません。
20年前近くに買った略礼服はあることはあるんですが、どこかにしまい込んでしまった上に、今の体型では着られないのは明かです。
すぐに近所の紳士服専門店に電話しました。10時33分ですから我ながら素早い行動だったと思います。
すると今すぐ来れば今日の5時には裾上げも済ませられるというので、すぐに出かけました。
店まで歩いて10分ほどです。
いつも見繕ってくれる女性の店員さんは休みでしたが、代わりにベテランの男の店員さんがいろいろ測って、ちょうどいいものを見繕ってくれました。
ただ相手も商売なので、コートや靴やベルトを一式揃えると安くする、と言葉巧みに誘導されまして、ひとそろい買いそろえてしまいました。
まぁどれも使うので無駄にはならないんですが、出費がかなりかさみました。
クレジットカードで分割払いにしたんですが、しばらくは他のものを切り詰めなければいけませんね。
まぁいずれ礼服一式は必要になると思っていたのでいい機会でしょう。
署名欄にサインをして、靴やコートやネクタイ、それにワイシャツは持って帰りました。
かえってすぐ昼食でした。
午後も相変わらず思うように事が進まず、いらいらし通しでした。
5時少し過ぎに、礼服を受け取りに店に行きました。
実際直してもらった礼服を着ると、非常に軽く暖かいもので、サイズもぴったりでした。
お礼を言って帰り、しばらく経つと夕食でした。
その後になってどうやら少し落ち着いて来ました。
今日はひっきりなしに動いていたので、疲れているはずですが、気分が高揚しているせいか、さほどつらくはないです。
明日は何もないですけど、明後日は3ヶ月ぶりの循環器の診察です。
総合病院で待つのがつらいですけど仕方ないですね。

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